懐かしい場所を見に

ちょっと思い立って、出かけてきました。
出かけた先は独身の頃に住んでいたアパートがあった場所。
あった場所っていうか、いまもあるのですけど、住んでいた場所です。
わたしはけっこう昔の懐かしいものや場所が忘れられなくて、思い出に浸りながらそこを訪れたり見たりっていうことが好きで、こんな風に昔住んでいたところを訪れることもあります。
今日は昔住んでいたアパート。
住んでいたのは、もう10年くらい前になるのかなって思います。


玄関を入ると、右側にお風呂があって左にトイレがあって。
すぐ4畳くらいのダイニングキッチンで、襖があって寝室兼リビングがあって。
これをLDKっていうのか、1LDKっていうのか。
1DKっていうのか。。。
こういう呼び方をなんていうのか分からないのですけど、ひとりで暮らしているのには十分で、当時のわたしにはお城のように快適な場所でした。
2階建てのアパートの1階で、入口に一番近い場所だったので、夜になると帰宅する人の話し声が聞こえることもありました。
それくらいの騒々しさがひとり暮らしにはちょうど良かった気もします。
天井からは2階に住む人のケータイが揺れる音も聞こえてきました。
きっと床に置いてたケータイがマナーモードになってたんだと思います。
今の家は上から聞こえるのが足音ばかりなので、ケータイの音を思い出すのも懐かしいです。
決して新しい建物では無かったですけどキレイで、部屋も快適で。
住み始めた頃は慣れない環境に文句もあったのだけど、思い出に残っているのは快適だったことばかりです。
だからといって今の家が居心地が悪いわけではないですけど、、、
またいつか気が向いたときに、懐かしいなって思いながら見に来るんだろうって思います。

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