夜のあやうい会話

お盆に帰省した旦那さんは、帰省の居心地が良いのか実家にお泊まりでした。

留守番だったわたしは、1泊してくることも知らずに、ただただ待つ時間を過ごしてました。

メールの返信をもらって泊まってくることを知って、「待っていたのに」っていう残念な感じと、気が抜けたような感じになりました。

もっと早く言ってくれたら良いのに・・・

家を出るときに泊まるつもりだったのかな・・・

なんだかモヤモヤしたまま、夜が更けていく時間を過ごしました。

特に何かしているわけでもなくて、寝れば良いのだけど、寝るのもなんだかちょっと・・・という。。。

夏休み中の子供というか、大人なのかな。。。
ときどき外で大きな声がして、夜なのに大声で遊んでいるみたいでした。

わたしは特にすることもないまま。
だらだらと時間を過ごしてました。

テレビはオリンピックだし、なんだか頑張ってる人を見て応援する気にもならなくて。
見たいものもなく・・・

なんとなくパソコンをつけてインターネットをしてました。

その日のことを振り返ってみたり、お気に入りにしているホームページを見に行ったり。

夜も遅いのでLINEとか連絡をするって感じもしなかったし、、、
どうしようかなと思って、とりあえずA君にだけ連絡をしてみました。

インターネットとかブログのことはいつも夜に聞いても教えてもらえるし・・・

返事がすぐに来ないので、待ってる間にものすごく久しぶりだけどチャットをしてみました。

いつ振りだろう・・

知らない人と話すのでちょっと緊張しつつ、思いっきり愚痴を聞いてもらうつもりで。

夏休みだからか、高校生くらいの若い人が多い中、同年代の人と話すことができました。

わたしみたいに家で留守番していたり、単に夜遅くまで起きてたり。

家で留守番してるって言うと、旦那さんの帰省のことから話を聞いてくれました。

相手の人は、わたしの愚痴を聞きながら上手に質問をしてくれて、すごく気楽な気持ちになりました。
文字で打つのが面倒だけど、こういうのってホッとするなって思いました。

すっかりネットにハマってるな・・・なんて思っていたらA君から返事。

チャットしてる最中だったから、こういうのってブログに組み込んだりできるのかなと思って聞いてみました。

「今度見ときます」っていう返事をもらって、きっとA君のことだからすぐにできるんだろうな。。すごいな。

ひととおり話をして聞いてもらって、気持ちも落ち着きました。

夜も更けて日付が変わって寝ようかなって思っているころ、相手の人からも話を振られました。

寝る前にもう少しって。

「なに?」って聞くと、寝るときのことを聞かれました。

「パジャマ?」とか。。
「寝るときは下着を着けてるの?」とか。

相手の人は、男はそういう習慣も無いからって。

寝る前だったので、パジャマでもないしTシャツで過ごしてましたけど、そういう時間帯なんだなって思いました。

この季節はパジャマは着てもズボンくらいだし、わたしは寝るときも下着は着ける方。

そう伝えると、質問は今の服装について。。

何気ない感じで、夜でも暑いことから着ていたTシャツのこと。

着ていた白いTシャツから、下着が透けてるかも。。。っていう想像を話され。。

「寝るだけだし、それくらいはあると思う」
って答えるわたし。

「ちなみに透けてるのは何色?」

・・・今日は白。

「朝のゴミ出しとかそのまま行く?」

・・・行ってる。

「絶対見られるよね。来客もそのままじゃない?」

・・・そういう日もある。

「ブラ見せても良いの?でも透けるのって良いね」

・・・良くはないけど。

「白いブラが見えてるよ」

・・・いや。誰もいないから

「僕が見てる。隠さないで」

無防備に答えてたとはいっても、そんなことを言われてると段々恥ずかしい気持ちになりました。

無言になったわたしに、相手は話しかけてきます。

「どうしたの?」

・・・見えないようにしたから

「どうやって?」

・・・手で隠した

「おっぱい触ってるの?良いね」

・・・

「揉んであげようか」

「手でギュッてしてるんだ?」

「そのまま揉んで。」

「ブラ邪魔だよね。取ろうか」

画面にそんな言葉を並べられ、わたしは無言のままでした。

相手のひとは、その無言の時間に耐えられなかったのか「どうしたの?」と聞いてきます。

どうもしないけど、どうとも返事できない。

そのまま話は終わりました。

画面を見たまま固まってた時間。。。

まだ画面に残っている文字を見て胸に触れました。
さっきまで手でギュッと隠してたのだけど軽く持ち上げるように。。

指先でブラを持ち上げるようにして、少したくし上げました。。

そのまま軽く触れると、すこしキュッとして固いような。。

A君から返事が来てました。

「できそうですよ  今度やりましょうか?」

っていう。。

「ありがとう」
と返したら、すぐに
「いえいえ  テストしたいからちょうど良かったです」
って返ってきました。

・・・A君も女の人の寝姿とか下着とか興味あるのかな・・

・・・返事をもらったついでに。。。

「あったり無かったりですけど、どっちにしても直接見る方が良いですよね」

「そっかぁ。それって誰でも?たとえばわたしに対しても?」

「ゆうさんは別にどっちでも良いです」

「どっちでも良いんだ?」

「はい  たまに見えますし  別に見たからどうっていうわけでもないし」

たまに無防備になってることくらいはあるけれど、改まって言われるのもチョット困る。。。

少し時間が空いてA君から。

「誰かに見せたいんですか?」
「見せたいのなら見ますけど」

「その言い方はなに!?上から目線!」

「すみません〜  気にしないでください  冗談ですから」

また少し時間が空いて。。

「ちなみに僕は今ノーブラです」

って。

結局、A君も気にはなるのかな。。

「わたしは装着済み。白ですけどー。」

「ああ  いつものですね」
「それは知ってると思います」

「本当に!??」

「知ってますよ  なんかメッチャ派手なヤツですよね  柄ばっかりの」

「いや、違うと思う・・」

「なんなら確認しますよ」
「写メってもらえれば」

「確認しなくて良いです」

「いやいや  せっかくだから確認させてもらった方が」
「見せてください」
「ゆうさんのがどんなのか見たいです〜」

「A君でも見たいってことあるんだ?」

「そうですね  たまには」
「ゆうさんでも どんなふうなのか気にはなりますね」
「見せてもらって良いですか」

Tシャツを脱ぎました。

さっき少し持ち上げたままのブラジャー。

「じゃあ。。」

ヒモのところを送ると、すぐに返事。。

「もうちょっと見たいです 全体が分かるように」

「ちょっとズレてます?」

「少し胸も入れて欲しいです サイズ感があったほうが良いです」

 A君は続けて送ってきます。。

「なんかズレた感じだと 脱がしてるところもみたいですよね」

「ちょっと触ってる感じがしますよね 押し倒すところみたいです」

寝そべって撮った写真は、とてもあやうくて。

ふだんならA君に見せようとは思えないものでした。

「ありがとうございます!」
「またいろいろ見せてください〜」

A君は写真を見たあと、そう送ってきて静かになりました。

「送ったけど、見なかったことにしてね。あした後悔するかもしれないから・・」

そうわたしは返事をして布団に入りました。

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