年末は、毎年毎年、掃除の手伝いを頼まれることがあって。
ふだん、仕事でお世話になっている会社もそうだし、知り合いとか、アルバイト程度のこととか。
いつもアテにしてもらっているというか、アテにされているというか。
今回の年末も、やっぱりそういう感じで。
そのために日程の都合を付けるような感じのこともありました。
肉体労働だし、慣れないこともあるから、疲れはあるのだけど。
アテにされることが嬉しいこともあるし、ふだんとは違う雰囲気が楽しめたりするし。
面倒なのだけど、それだけじゃない楽しみという感じもあります。
ただ、中にはどうしても、「やっぱり面倒だ」って思うこともあって。
掃除に行くこと自体は良いのだけど。
毎年のように、掃除をしに行くところのひとつに、西さんの会社があります。
行かない年もあったりするのだけど、だいたい頼まれるという感じになっていて。
逆に話しがないと、「なにかったのかな?」ぐらいに思えることもあるくらい。
前に、何年かそういう連絡がなかったこともあったけれど。。
毎年のように頼まれると、もう会社の中の、どこになにがあって、今年はどこが変わったのかとか、だんだんと分かるようにもなります。
掃除用具がある場所とか、片付けないといけないところとか。
新しいものとか、場所が増えていると分からないけれど。。。
でも、そういうのはだいたい先に教えてもらうので、そんなに困らなかったり。
今年は、特にかわったこともなくて。
掃除用具が新しくなっていたくらい。
ふだんは、そんなに丁寧にやらないようなところとか、手の届かないところとか。
大掃除のときには、これでもかっていうくらいに隅々まで。
机の上の万年積みみたいな書類を整理してもらったりとか。
棚の上に置きっぱなしになっていて、使うかどうか分からない物を処分したり。
もちろん、わたしひとりでやるのではなくて、社員のひとがメインでやるし、わたしはお手伝いでしかないのだけど。
お手伝いだから、どこでもやらされるような感じもしています。
もし社員だったら、自分の身の回りだけで済むのに。。。みたいな。。。
高いところも、ほんとうは男のひとが率先してやってくれたら良いのだけど。
わたしが脚立やイスの上に乗って手を伸ばすよりも、はるかに楽だと思うし、早く済むと思うのに。
でも、みんな普通の仕事もしているような感じもするし。
そうじゃなくて、ふだん整理整頓や掃除をさぼりすぎて、手に付かない感じもするし。
やっぱりヒマそうな、わたしがやるものなのかなと思えてきたり。
西さんは、掃除が得意じゃないのか、やってはいるのだけど、あんまり綺麗にしている感じがしないです。
たぶん、得意じゃないのだろうけれど。。
それか、わたしを呼んだことで自分の仕事が終わったと思っているとか。。。
わたしが棚の上の、段ボールが何か分からなくて、いちいち指をさして、いるのかどうか聞いて。
いらないのなら、イスに乗って下ろして。
ってやっているときでも。
西さんは、代わりに取ってくれるわけでもなくて、近くをウロウロしているだけとか。
落ちないように押さえておこうとしたりとか。
かえって危ないから、何もしないで放っておいて欲しいのだけど。
変に声を掛けられても気になるし。
そんなふうにバタバタして時間が過ぎていく感じ。
やっぱり、このひとのところが一番大変だと思いながら、掃除の時間は過ぎました。
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