じゃがいも掘り

このあいだ、畑へいってじゃがいもを掘るのを、一緒にやらせてもらいました。

借りていたときには、上手くできなかったのに。
返したとたんに、たくさんのじゃがいもができていて。

わたしの作り方が悪かったと思っていたのだけど。

畑の持ち主さんは
「今年は運が良くて上手くできた」
と言ってて。

どう見ても、管理とか、ふだんからの草抜きとかが、わたしとは比べものにならないくらいなのに。

何年か、わたしに畑を貸してくれて。
わたしはそこで土を触って遊んでいたけれど。

農作物はぜんぜん上手くいきませんでした。

今年はできないだろうと思って、土地の持ち主のひとに返して。
それでも名残惜しい気がして、ときどき、見に行っていたら、顔を合わせることが増えて。
手伝わせてもらうことも増えて。

今度、じゃがいもを掘るから。

という声もかけてもらっていました。

見るからに、葉が伸びていて、いっぱい取れそうな雰囲気があって。
雨が上がって葉が枯れてくるのを楽しみにしていました。

葉が枯れたら、じゃがいもが掘れると教えてもらっていたので。。

暑くなる前に掘ってしまうという予定で。
朝早くの集合でした。

教えてもらった日の朝に行ってみると、もうじゃがいも掘りは始まっていて。

畑のなかのこの列に植えたっていう感じのところは、葉っぱが取られていました。

小さなスコップと、鍬とが準備してあって。
わたしは軍手を着けて、さっそく畑に入りました。

わたしが畑で作っていたころからは、考えられないほど、簡単にどんどんとじゃがいもが土の中から出てきて。
ちょっと手で掘るだけでも、握りこぶしぐらいの大きさのが取り出せました。

「このあたりは終わったかな?」と思っても、ちょっと鍬を入れると、また出てきて。
取れるのが楽しかったから、どんどんじゃがいもの列を掘り進められました。

ただ、、、7時ぐらいになると。
もう陽射しが暑くて。

じゃがいももたくさん採れるけれど。
汗もたくさん。

手を止めながら、土地の持ち主さんが掘っているのを見ていたら、さすがに慣れているから、汗をかきながらでも、手際よく作業をしていて。
わたしみたいに、ちょくちょく顔を擦ったり、背伸びをしたりをしていない感じでした。

取ったじゃがいもは、陽の当たらないところでいったん干すそうです。
カゴの中に山積みになったのを、トラックに積んであったケースに移して。
どこか空いているところへ持っていくってことでした。

散歩をしているときも、汗をいっぱいにかく季節になったけれど。
それとは比べものにならないくらいに、汗だくになったようでした。

朝だから、風が涼しくて、陽射しもそこまででは??とか思っていたけれど。
そんな想像は甘くて。

前は、この時間に歩き回っていたけれど。
久しぶりになってしまったことで、そんな記憶も無くなってしまっているようでした。

帰り。
汗だくになったのを、着替えがあるかと心配されて。

Tシャツの上に、羽織るようにとラッシュガードを借してくれました。

汗でびしょ濡れになった服を着たまま、車を走らせて帰るのは、たった10分でも体が冷えるようで。。
少し、寒気を感じるような気がしたので、途中で車を停めてシャツを脱ぎました。

ラッシュガードを借りていたおかげで、着るものがあって良かったです。

また今度、畑を見に行こうとは思っているけれど。
そのときに見かけたら、借りたものを返さないと。。というつもりでいます。

コメント