行こうと思ってた薬湯

昨日、出かけようと思っていて、買い物をしたりお店の中をブラブラしたり。

そんな時間も楽しかったです。

だけど昨日か一昨日かに「行こうかな」って思ってた気持ちもあって。
ブログにコメントをもらっていたのも背中を押されるようで、電話を掛けてみました。

友だちに教えてもらっていた薬湯。

整体ともマッサージともいえないような。。

だけど、腰痛や肩こり解消だとか、膝が痛いとか関節痛とか。
そういうのを良くするために通うところなので、たぶんマッサージなのかな?と思います。

3ヶ月くらい前のことなので、少し振り返ります。

友だちにエミちゃんという子がいます。
同い年の同級生で、時間が合うときには話したり遊んだり。

彼女はバツイチで「自由気ままが良い」って公言しているくらいで、性格も自由奔放。
ほんとにそのまんま生きてる感じです。

それはうらやましくも見えるし、いつまでそうしてるんだろう?って心配もしたくなるし。

でも結婚も離婚もしているのは、わたしよりも人生経験が豊富で、わたしが心配をするほどのこともないんだろうなっていうふうにも思ってます。

エミちゃんから教えてもらった薬湯。

「息抜きしてきたら良いよ」
って簡単な感じで教えてもらってました。

ふつうはお湯で温まってから体をほぐしてもらうのだけど、それ以外に知っている人だけが受けられるものもあります。

初めて行ったときは電話で予約をして、専用の室内着を準備してもらって。

茶色と緑を混ぜたような色のお湯で温まったあとに、ベッドに横になって肩や腰をグリグリとしてもらいます。

背中や足とか悪そうなところをグリグリしてもらいながらリラックスできるんですけど、肩や足がひととおり済むとお尻から股の間のマッサージになります。

話しには聞いていたけれど・・・っていう興味のまま初めて行ってみて、エミちゃんと話しながら笑い話になって。
だけどそのあとに今度は自分で行ってみたくなって。

あれから3ヶ月くらい経って、なんだかまた行こうかなっていう気持ちになってました。

何かが良いってわけでもないし、あとで溜息が出るような気持ちにもなるのだけど。。

だけど。。。

朝、旦那さんを送り出して洗濯をして掃除をして。
それから電話をしたら「いつでも良いけど午前中が空いてる」っていう返事をもらいました。

まだ時間には余裕もあったけれど。思い立ったら・・・っていう気もして家を出ました。

車でちょっとした遠出。

季節は変わって緑がいっぱいになったけど、3回目になると通る道も見慣れた風景にも見えて。
建物は少し鬱蒼とした感じに見えました。

「空いてる」
っていう電話での話しだったけれど、行ってみたら狭い駐車場に数台の車があって、わたしは路上駐車しかできないくらい。

どうせ誰も来ないと思って車を端に寄せて、建物の中に入って声を掛けました。

伝えることも言われることも聞き覚えがあるというか、自分で分かっていて、なんだかもう常連さんのような気持ちになります。

手渡された専用の服を持って浴室に行くと、おばあちゃんくらいの年齢の人から、50代か60代手前くらいの人たちが3人くらい。

それぞれ顔見知りみたいになっているみたいで、お話ししながら浸かっているところに、わたしがそっと入っていきます。
入った瞬間に一斉に見られたので簡単にご挨拶を交わして。

わたしは会話にも交じらずにひとりでそーっと。

先に入った人たちが、何度も上がったり入ったりを繰り返しているのを見ながら、本当はそうやってユックリと浸かるものなんだろうなって思いました。

わたしが「もう良いかな」って思うくらいでも、他の人たちはまだ入ってたので、まだまだ常連さんには追いつけないんだなって思いました。

入口で「常連さんみたい」なんて思ったのは大きな勘違いでした。

お湯から上がってから受付みたいなところに声を掛けて、待合のイスで待つように言われました。
先に施術を受けている人がいるみたいで。

「こんなので待つのは嫌だな」って思ったけれど、お湯から上がった順に呼ばれるのがルールみたいで。

5分か10分か待ってると、さっきお風呂で一緒だった人たちが出てきました。

わたしがイスに腰掛けて待っているのを見つけて目が合って。

軽く会釈をしたのだけど、その人たちは出て行って。
ちょっと年齢の高いひとがあとから出てきて、わたしの近くに座ったので少しお話をしました。

「よく来るの?」みたいな話しとか、
「どこか悪いの?」みたいなこととか。

その人はよく来てて、膝が痛いって話していました。
「抜けるような感じがするから生活に不便だ」って。

わたしの着替えの入った大きなバッグを見て「どこか行くの?」なんて言われたり。

もしかしたら着てる服で、わたしが何をしに来たのか分かるのかも・・・って思ったけれど、どうもその心配は無さそうでした。

お話ししている最中に施術が終わって出てきたのは40代くらいの男性でした。

わたしの格好が変だったのだと思うのだけど、、
なんだかジッと見られてちょっとムッとして。

そのひとがイスに座ってお会計を待っている間にわたしも呼ばれました。

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