あっちこっちに出かけてました。
海も行ったし山も行ったし。
人のいっぱいいる場所にも行ったし。
古い建物を大切に保存している街にも行きました。
こういうのを趣って呼ぶのかどうかは分からないですけど、でも雰囲気があるなって思うのはきっと趣なんだと思います。
こういうのが残っている街って、うちからは少し離れています。
ふだんなら行こうともしない場所。
でも旅行だとしたら行ってみてもイイかなって思う場所。
家の中に入ってエアコンで涼めるわけじゃないから、街を歩いているととても疲れるし汗もかくし。
こんな時季に行かなくてもイイのにって行ってみてから思いました。
だけど不思議なのは。こういう建物って中に入ると意外とヒンヤリしています。
もともと気温が高くはなくて陽射しだけが熱いのか・・・
いろいろ考えた結果。
たぶん屋根が大きくて、天井と人がいる場所とに空気があるから。
そのどこかの過程で熱が遮断されているんだろうって思いました。
どこからかふんわりと風が流れてくるようで、ちょっと薄暗い室内は雰囲気も涼しげ。
そんなところから眺める外の景色は、陽炎がフワフワしてていかにも暑そうで。
夏っぽい。
きっと蚊取り線香のグルグルしたのが似合うんだろうなって思いました。
だけどこういうのは保存も大変だろうし、お金も掛かるだろうし。
市町村でも補助とかするのだろうけど、そうだとしても大変なこともあるのだと思います。
観光客がいつまでもたくさんくるとは限らないし。
そもそも来ない場所でも保存しているところもあるだろうし。
今回はたまたまわたしが行ってみる気になったけれど。
そうじゃなかったら興味も無かったし。
人がたくさんくるシーズンとかあるのかな。
やっぱり春や秋なのかな。
こんな夏の暑い盛りには来ないんだろうな。
しばらく涼んで、また外に出て。
それから涼んで、また外に出て。
こんな繰り返しをしながら、街の雰囲気を感じました。

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