裸のまま中腰になって

ゆっくりとしゃがみ込むように腰を下ろすと。

その先にはTTさんの固くなったものがありました。

裸のまま中腰になって、開いた足にTTさんを迎えます。

どれくらいの時間か、いつまでも続くように、足の間に顔を埋められ、わたし自身の体から出たものを舐め取るように。
TTさんは舌を這わせてました。

体の形に沿うように。
舌の先を尖らせて、一番深いところの入口にを撫で上げます。

その度に、わたしから染み出ていたものが、TTさんに汲み取られていくみたい。

もう何もかもが真っ白で、現実かも夢の中かも区別が付かないくらい。
頭の中に浮かぶことも、目の前に見えるものも。

ぜんぶどうでも良いくらい。

固く尖らせた舌先が、わたしの中へと出ては入ってを繰り返して。

それから、寝そべったTTさんは、わたしの手を引くようにして、自分の上に跨がらせました。

腰を掴んで。
ゆっくりと腰を下ろすように、わたしの身体を誘います。

自分の体の重さで、TTさんが奥深くまで届く心地を感じて、思わず彼の胸の上に手を突きました。

TTさんと会う頻度は、1ヶ月に1度かどうか。
そう頻繁にも会わないし、会おうとも思ってもいないけれど。

ネット上で繋がっているせいか、お互いに様子も分かるし、連絡も取りやすいし。

わたしが普段どうしているのかも知ってくれて、できるだけそれに合わせようとしてくれている気もするし。

そんな中でも、わたしが上手く咀嚼できない気持ちとか、心の中とか、思っていることとか。

わたしのそういうところに付け込んでいるような、上手く取り入っているような。
手のひらで転がされているような気もするし、居心地がいいような気もするし。。。

気持ちの上げ下げが激しい性格からか、自分だけで解決できないことがあると、イラッとしてしまって、誰かに話そうとか、聞いてもらおうとか。

TTさんは時間を作って、わたしの体と引換に、話を聞いて気持ちを和らげてくれています。

わたしは、TTさんの腰の上に乗ったまま、こすりつけるよう前後に動いたり。。

TTさんの突き上げるような腰に合わせて、抜けない程度に上下させたり。。

滑らかで、固い感触が、わたしを串刺しにしているみたい。

ときどき、TTさんは胸を鷲づかみにして、わたしを引き寄せます。

お互いに息を荒げながら。

わたしが体を仰向けに変えて、TTさんは覆いかぶさるように。

両足を肩に抱えて、体の奥深くまで届けるみたいに。。

ベッドが上下に弾むのに合わせて、わたしは何も考えられない時間が続きました。

コメント

  1. ポナペティ より:

    文章、構成も工夫されててホントに上手い!
    それに、勉強になりますね。エッチにおいて女性が重視するのは前戯と肌の触れ合いなんだって改めてよくわかりました(*^)
    一方、男が重視するというか興奮MAXになるのは間違いなくfinishの瞬間(^^)その前後の様子まで書いてもらえるとハートの数倍増するかもだけど、ちょっと恥ずかしいかな…

  2. さんま より:

    「わたしの体と引換に、話を聞いて気持ちを和らげてくれています。」
    とてもステキな表現ですね。

  3. たぁ より:

    本当に気持ちのいい時間を過ごせてよかったです(〃ω〃)
    興奮が止まりません(〃ω〃)

  4. 139 より:

    TTさんとはジャストフィツトですね
    妬けるなぁW