余計なこと

わたしの信頼する友人のひとりに、A君という男の子がいます。

年齢はわたしよりも下です。
でも前に勤めていた会社でお世話になって、優しくておとなしい性格と、やわらかい雰囲気がとても人気でした。

困ったらA君に聞けば良いって真っ先に思うくらい。

仕事で直接やりとりをするようなことがなくても、何かあればA君に声をかけてみるっていう雰囲気がありました。

たぶん、わたしをはじめ、ちょっと年上の女性は、みんなそんなふうに思っていたのじゃないかなと思います。

とても仕事ができるし、頼りにされているし。
ただ、会社の中では自分がやりたいと思っていることをちゃんとできていないみたいで。

わたしがいろいろと聞くようになってから、そんなところを感じました。

身近なひとたちの中で、このブログの存在を知っているのはA君だけで、それもかなりはじめのころから。

わたしはA君に習いながら、A君はわたしのブログを実験台にしながら。

興味があることがあれば、勝手に付けたり試したりして良いっていう約束。

そのかわり、わたしがココに書いていることは見ても見なかったことにして、目をつむるっていう約束。

人間的にも性格にも問題があっても、それは触れないっていう暗黙の了解。

ただお世話になっている気持ちだけは、とても持っていたので、貼ってある広告の収入があったら、それでご飯をおごるっていう決まりごとを作ってました。

もともと飽きっぽい性格だからか、はじめは楽しかったブログもだんだん飽きてきました。
楽しいこともあったけど、いちいち開くのが面倒くさいって思う事もありました。

良いことばかりではないし。

嫌なこともあるし。

それはわたしの素行が原因ってことも思っていたし。

そんなことを思っているうちに、ブログの存在が嫌になって。
やめるって決めました。

はじめは何にも分からなかったけれど。
中途半端な記憶でも、2年もA君から習っていれば、ブログを無くす方法くらいは分かるようになりました。

もうわたしの力では二度と戻せないくらいに消してしまって。
それでせいせいした気持ちでした。

それが、いつの間にか、わたしの知らないところで戻ってて。

こんなことができるのも、こんなことをするのも。
A君しかいないから、すぐに電話をして問い詰めました。

謝ってくれたのか、誤魔化そうとしたのか分からないような。
わたしをなだめようとしていただけかもしれないけれど。

A君は、せっかく続けていたものが簡単に無くなってしまうのは、もったいないと思っていたと話してくれました。

わたしが更新をしても。しなくても。

それはどっちでも良くて。

ただこれまで積んだのが簡単に無くなるのは良くないって。

A君の都合でしかないようにも思うし、わたしとは考えが違うとも思うし。

だけど、
これまで先生のようにわたしに教えてくれていたひとだし、言うことを聞いてみようと思って、それ以上は反抗的なことを言うのもやめて。
A君におまかせすることにしています。

書くのも書かないのもわたしの自由だけど。
わたしが書いていた時間を、簡単に無くしてしまっていいのか。っていうのだけは、A君が決めるみたいです。

コメント

  1. アーモンド より:

    とにかく良かった
    嬉しいです
    ゆうさん、A君ありがとう

  2. つよっさん より:

    本当にA君すばらしい友人ですね、大事にしってってください。

  3. こな より:

    おはようございます❗
    A君が一番の理解者ですね