たくさんの鯉

陽が高く昇って暑くなる前に。

そう思って散歩をしてきました。

ちょっと張り切って歩くつもりで。
ふだんとは違う公園をグルグルと。

週末だし、混んでいるかなと思ったのだけど、意外と人は少なくて。

暑くなる前に出かけたのは正解で。
陽射しの暑さよりも、風の涼しさのほうが勝っている感じでした。

ちょっと歩いたくらいでは、汗が滲むこともなくて。

少し気長に歩いてみようかっていう感じでいました。

わたしと同じように、公園をグルグルとしている中には、本格的に走っているような格好の人もいて。
その人たちは、もうビシャビシャに汗をかいていて。
まさに運動をしています。
っていう感じでした。

公園の真ん中あたりには、池があって。
その池には橋が架かっていたり、池の近くには噴水があったりするのだけど。

池の中には大きな鯉がたくさん棲んでいます。

管理棟みたいなところで、鯉のエサを売っていて。
それですっかり餌付けされてしまっているものだから、人影が近づくと、鯉も寄ってきて、口をパクパクさせます。

たぶんサイズは50センチや60センチはあるような。
もう正確な大きさも分からないような巨大な鯉で。

そんなのが寄ってきて、口をパクパクして。

エサをあげているひとがいれば、もうそこは鯉の戦場のようでした。

たぶんやらないけれど。
この鯉の中に、指を入れたら、どんな風になるのだろう？
歯や牙はないから、手がちぎれるようなことはないと思うけれど。

鯉がパクパクしているのを見て疑問が浮かんできます。