家賃の立て替えの話し

けっこう前のことで、もう済んでいることなのだけど。

仕事ができるところを、生活とは別に作った方が良いんじゃないかって話しがありました。

家で仕事をするのは、生活のことと、業務的なことと、両方を同じ時間の中でやっていくのだから、それって大変なことじゃないかっていう。

実際、わたしもそう思っています。
わたしは仕事の割合が少ないし、そこを重視していないから、わたしには当てはまらないのだけど。

たとえば、よくお世話になっているA君とか。
会社じゃなくてフリーで、自分だけで仕事をしている人って、自分で時間を工夫して、上手に自由を作っているけれど。
いつも気楽に自由にできるわけじゃなくて。

ひとが食べたり寝ている時間に仕事をしていたり、1時間かけるところを30分で終わらせていたり。
そうやって自由な時間を作ってました。

わたしは、1時間で済むところを2時間掛けてみたり、ひとが仕事をしている時間に寝ていたり。
そういう感じだけど。。。

でもふつうは、A君の例え話みたいに、なんとか工夫をして時間を作るから、家で仕事をしようとするのは、なんとかできることが家庭の時間に取られてしまったり。
融通が利きづらくなるとか。

大変になるっていう感じで思っています。

わたしは大変にならないから、家にいても平気だし、そういうレベルでしか仕事ができないけれど。

昔からの知り合いの西さんは、自分の経験からなのか、わたしの仕事のことを心配してくれたことがあって。
家のことも大事だけど、仕事に集中できる場所があった方が良いって考えてくれました。

どっちが優先っていうのは、男のひとにとっては、当たり前のように仕事ってなるのだと思うけれど。
わたしにとっては、家のことをしっかりするほうが大事で。
家のことを、わたしが管理して決められる方が気楽でいられます。

そのために仕事はできなくなっても、仕方がないし、それでも良いかなとも思うこともあります。

でも、そういうふうな思いを知る前に、「仕事大事」っていうのが当たり前で、上手くできるようにって気を遣ってもらって。
話しをしてもらって。

「仕事場がいるでしょ?」
っていうような。

A君なら、そっくりそのままありがたい言葉だったと思うのだけど。

わたしには、いらない話しで。

西さんが善意で言ってくれていたのだとしたら。

仕事っていっても、大勢で協力するようなこともないし、ただ集中できる空間になれば良いだけなので。
生活とは切り離された部屋がひとつ。

それだけのこと。

1Kとかのアパートを借りて、そこを仕事部屋として整えて。
そのときに掛かる敷金礼金とか、立て替えてくれて、月々の家賃は1万円だけ、わたしが払うっていう。
そんな提案をしてくれました。

もちろんお断りして、それ以上の話しにもなっていないのだけど。

なんとか手助けをしてくれようとしたのか。

なにか関わり合いを持とうとしたのか。

わたしが適当な気持ちでいるのに、そこを負担してもらうような筋合いはないなっていう感じでした。

でも、それくらい太っ腹なのは、西さん自身も仕事をがんばっているのだと思うし、誰かの役に立ってお金を得ているのだし。
わたしがしていないことをしているのだから、そういうところはすごいなと思いました。

コメント

  1. はな より:

    1万円で自分の部屋が持てるのはありがたいことですが、一方で、費用対効果も考えないと。家賃以外にも家具・備品代や光熱費もいりますから、、、

  2. ゆう より:

    それはもちろんそうだと思います。