次のお店とかホテルとか

この間、友だちに誘われて行ってきた合コンは、とても楽しかったのだけど。
帰るときにグズグズしていたので、交換しなくても良い連絡先を、交換することになって。

さっと帰ってくる予定が、解散してからも、少しの間、家に帰ることができなくて。

こういうのを、どうやって文字にまとめたら良いのか、よく分からないのだけど。
思い出して、書きやすいところを文字にしています。

多少の言い回しとか、そのときのものの言い方とか、細かなところまで本当のことと同じとは言い切れないけれど。
こんな雰囲気だったとか、こんな感じだったとか。

それくらいだったかなっていう感じです。

一緒に帰るって声を掛けたひととは、本当は帰り道が違う方向で。

わたしは近くに車を停めていたけれど、その人は電車だったし、駅へ行くのと車へ行くのとでは違ってました。

けれど、わたしが「一緒に帰る」って決めたら、そっちの方が優先度が高くて。
男のひとは従うきまり。

別に「方向が違う」って言ってくれたら、それで済んだと思うけれど。

わたしだけが車だから、駐車場へ行って、それで「さようなら」ってわけにもいかないのだろうなと思って、
「乗っていきますか?」
と声を掛けました。

それは、今回の合コンの場合は、わたしが誘っているのと同じことになるのかなっていう気もしたけれど。

そのひとを助手席に乗せて、なんとなく行き先を聞いて、詳しい場所までは分からないけれど。
近くまでいく感じ。

ただ、車に乗ると、その人は、もうそういうことなんだろうみたいな雰囲気になっていて、それまでよりも口数が多くて、ちょっとテンションも高めで。

ひとつひとつの動作に反応して声を掛けてくれる感じでした。

たとえば。
わたしが、後ろを確認するために振り返れば、一緒に振り返るし。
バッグを後ろの座席に置こうとすると、手を出して置いてくれようとするし。
シートベルトをしようとしたら、身を乗り出してベルトを引こうとしてくれるし。

ひとつひとつの動作に、いちいち反応する感じというか。

合コンの席で、話しもしているし、どんなひとで、何をしているのかもなんとなく知っているけれど。
さっきとはちょっと雰囲気も変わって、車の中はふたりきりだし。

自然と緊張感が高くなる感じでした。

少し走って、信号で止まったとき、そのひとが言いました。

「まっすぐ帰るんですか?」

そう思っていたのだけど、「はい」とも答えられずにいて、「コンビニとかいきたいのかな」みたいなことを返していたのだけど。
その人はハッキリと「次のお店とかホテルとか」という言い方をして。
「やっぱり」っていう、、、

「行かなくても良いんじゃないですか」

って返事をしたのだけど。

もうそのひとは、十分その気になってしまっていて。
やっぱり、わたしが帰りを一緒にっていう時点で、そういうつもりになっていたのだと思います。

わたしのほうをチラチラと見ている感じだし、なんだかモゾモゾとしている感じだし。

へんな緊張感を持ちながら、運転していたのだけど。
もう、その雰囲気が気持ち的に大変で。。。

ハンドルから左手を離して、手のひらを上に向けました。
彼は、わたしの左手に右手を置いたので、そっと握りました。

少しの間、手を握ったままでいたのだけど。
彼の手が、自分の太股の上に手を置くようにしたので、自然とわたしの手も彼の太股の上に置かれました。
何もなくても緊張感があったのに、手を握っただけではなくて、足に触れていて、ますます緊張感が高まる感じ。

わたしは太股の上に手を置いていて、彼の手が誘導するようにして引いてきます。
その力に任せていたら、指先に触れるものがあって。

思っていたとおりというか、そうだろうというか。
大きくなっているのを触らせたかったみたいな感じで、わたしの手を引いていました。

手を引かれたまま、わたしは彼の上に手を置いていたのだけど。

そのままじっとしているのも、彼にとっては焦らしているみたいな感じで、自分でわたしの手を動かそうとするから、運転もちゃんとしていられなくて。
近くに見えたパチンコ屋さんの駐車場まで待ってもらいました。

人目につきそうにないところに車を停めて。

彼のズボンの上から手を置きます。
そのまま、大きくなっているのを、そっと握って。
軽くさするような感じにして。

こういう感じで良いのかなっていう、、、
よく分からないけれど、たぶんそうなのかな。みたいな。。

どうなんだろうと思って顔を見たら目が合って。

そうしたら、彼はわたしの襟元を引いて覗き込むようにしました。

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