ちょっと昔のことです。
学生のころのこと。
そろそろ就職のことも考えないといけないけれど、まだそんなに現実的にも考えて無くて、でも勉強だって就職活動だって待ってくれるわけじゃないし。
働きたい職業も見えているんだけど、そこに向かって一生懸命ってほどでもないし。
中途半端なころでした。
バイトも週末がメインだったので忙しくもない学生でした。
講義へいって友達と会って。
サークルのマネージャー的なことはしてましたけど、かといってマネージャーらしいことをしていたというわけではなくて、どちらかというと男子に混じって遊んでしまっている方で。
試合に出たり、真剣に競技に打ち込んでるわけではないのに。。
それを許してくれた真剣な人たちには申し訳なかったのだけど、それはそれで楽しかった自分を許してました。
同じバイト先の先輩と付き合ってて、週末はお互いにバイトが一緒になるかもしれないのが楽しみだったり、バイト終わりにそのまま出かけたり。
バイト先から先輩のアパートへ遊びに行ったりしていました。
でもそんなバイトの先輩も卒業すると地元で就職をしてしまって、それっきりお付き合いは終わりました。
わたしはバイトは変わらなかったけど、そこへ行く楽しみも無くなってしまって、バイト以外でも時間が空くようになりました。
それまで以上にサークルにも真剣に顔を出すようになって、他のメンバーともそれまで以上に仲良くなりました。
その中でも良くしてくれたサークル内の先輩がいました。
ちょっとしたことから意気投合して、みんなで遊んでいたのがふたりで遊ぶようになって、付き合うことになりました。
1ヶ月か2ヶ月か。。。
ちょっとしたことからケンカになって、お互いに気まずいので会わなくなりました。
ただサークルへ行けばいるので、会っても目を合わさないように。。
もう自然消滅したんだなっていう感じでした。
わたしたちがヨソヨソしい感じだったからか、男子の中でも心配してくれる人たちがいて、同級生なんかは講義も一緒になるから親身になってくれていた気がします。
そんなときのサークルでのご飯のあと。
声を掛けてくれていた同級生と帰り道が一緒でした。
話も盛り上がってて「ちょっと寄っていかない?」っていう誘いに応じました。
男子学生のひとりぐらしは案の定散らかってて、とても快適では無いけれど、当時のわたしはそんなに気にもしてなくて、「やっぱり汚いねー」くらいでした。
まだ付き合う前だったけれどアパートにお邪魔して、なんとなくぎこちない感じで。
その日から、同級生の彼と付き合うことになりました。
それから1ヶ月も経たないころ、彼に誘われてアパートへ行きました。
いつも散らかり放題の部屋ですけど、ベッドの上だけは広くて、わたしはそこに寝かされます。
暗がりの中でいつもと違う様子。
いつものように体に触れる手。
唇を合わせて体に触れる手を感じます。
服の上から胸に触れられて。
揉まれて。。。
ちょっとずつわたしのドキドキも高鳴っていきます。
胸の先を探るような彼の手つき。。
ドキドキしながらその手を握りました。。。
なのに、わたしの体に触れる彼の手を握っても、まだ足元に手で触れる感触がありました。
びっくりして起き上がって手探りで電気を付けると彼と元彼の先輩と。。
ワケが分からない状況で、わたしが大きな声で騒ぎながら手当たり次第に物を投げたり、散らかし放題にしたり。
衣服も乱れたままダッシュで部屋を出ました。
それからすぐにサークルは行かなくなって、学校はちゃんと行きましたけど、いつも友だちと一緒にいるようにしてました。
講義中に彼とは顔を合わせるけど知らない人の振りをして。
そんなとき前にバイトで一緒に働いていた人からの連絡がありました。
バイト先の先輩だった元彼氏。
卒業後に地元に帰って就職してたのだけど、連休で学校の友だちと遊ぶためにやってきてました。
バイト先の先輩の思い出メンバーにはわたしも入ってて、どうせ来たのだから会いたいというか会うつもりというか。
待ち合わせ場所へ行くと、先に待っててくれた先輩は、変わらないようなちょっと大人っぽくなったような感じになってました。
車も持ってて、いま思えば上手ではなかったけど、どこでもあちこち行ける自由な感じが社会人らしく思いました。
夕方から1時間か2時間か。。
ドライブしながら思い出に浸って、なんとなくキスをしてひとけのないところで久しぶりに先輩に身を任せました。
しばらく一緒に過ごしてから、家の近くまで送ってもらって、車が遠ざかっていくところを見送りました。
コメント
淡い思い出ですね♪
ゆうさん昔から、もてたんですね。
それにしても、彼氏の部屋に、元彼もいたって∑(゚Д゚)
どういうつもりだったんでしょうね。
いえいえ。。モテるわけじゃないんです。。(>_
過去の事とはいえ
なかなか際どいエピソード
ですね。
何も無くてよかった。