固くなった熱い感触

ベッドの上で、肌を重ねる感触も久しぶりで。
そういうふうになると分かっていて、出かけてきたのだから、期待通りだったのかなっていうふうにも思うけれど。

そう思っていても、悪いことをしている感覚と、ダメなひとでしかないことの自分を諦めた感じとがあって。
前だったら、改心してなんとか・・・って思う事もあったかもしれないけれど。
どっちかっていうと、開き直った感じの方が、わたしにはしっくりくるような感じもしています。

もう年齢的にも、そんな若々しい感じじゃないし。

求めてもらえるのなら、求められるままっていうような。
それなら、それも良いのかなっていうような。。

ダメなのは分かっているのだけど。

ホテルへ行って、ベッドに押し倒されて。
脱がされるままになって。
手と舌が、体じゅうに触れるのを感じながら。

TTさんは、わたしが着ているバスローブをはだけて、胸を露出させて。
そこに顔を押しつけるようにしていて。

わたしは、TTさんの太股に、自分の腰を押しつけていて。

ひとつひとつの動作に反応してしまうのが、なんだか気持ちが高まっていく感じでした。

指先が、耳に触れても、首に触れても。
その先に、どこに触れるのかを思ってしまうような、それを期待しているような。
あとで思うと、そんなふうにもなっていたのかな。。。っていう感じ。

顔や頭を撫でられて、そのまま、体に指を沿わせて、胸に触れたり、その先端に触れたり。
動きを感じて、TTさんが夢中になっているのかも。。。と思うと、それを確かめてみたくて、下の方に手を伸ばしてみます。

わたしの指先に、温かくて固いのが触れると、思っていたとおりだって感じられて。

そのまま、TTさんのを手で覆ったり、撫でたりして、感触を確かめてみてました。

お互いに、お互いのものが、濡れてぬるっとした感触になっているのが、そんなに緊張感があって、刺激的なものだっていうのは、もしかしたら忘れていたのかもしれないです。

TTさんが、わたしの胸を鷲づかみにするのも、足の間に顔を埋めるのも。

もう溢れてしまいそうなくらいになっているのに、それなのに舌で拭うようにして、もっともっと刺激的にして。。

指だけでも十分なくらい。

ふわっとした感覚が何度もやってきて。
もう力が入らないっていうくらい。

でも、固くなって熱い感触がやってくると、力が入らなかったのに、なのにぎゅーっとしてしまうような。。。

あっという間な気もするけれど。
とてもいろいろなことが起きた時間のようにも感じられて。

何もかもが出てしまったようにも思います。

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