雨の日の待ち合わせ

春らしい天気が続くようになったけど、ついこの間まで「この寒いのいつまで?」なんて思ってたから不思議です。

春が来るときはあっという間。

今年はそんな感じがすごくしています。

雪が降るっていう予報を見たと思ったら、まだ冬の気分が抜けないままに雨の予報が出るし。

でも思えば雨でもおかしくはない季節なんだって気が付きました。

先週の雨の日、家のことを少ししてから出かけました。

前の日は寝つけなくて、ちょっといつもより睡眠不足で、眠気でふわっとしたまま。

「春になったんだ」なんて思いながら。

車に乗って慣れた道を走って。
行ったところは、だんだん馴染みにもなってきた駐車場。

そこに行くときは、だいたい待ち合わせ。

SNSはいくつもやっているけれど、そのなかのひとつで知り合ったTTさん。

最初は仲良くなかったと思うし、そんなに気に留めるような存在でも無かったと思うけど。

いつからか意気投合して、趣味や好みも共有してます。

TTさんと会うのは今年になってからは2回目くらい。

パソコンやスマホを開けば、何をしているか分かるので、時間が空いているという感覚もなくて、そんなのが不思議だとも思います。

会ってわたしから話をしてみたかったこともあって、待ち合わせたあとは、だいたいTTさんがリードして話してくれる印象があるのだけど今回は逆。

最近聞いたこととか、どう思うのかとか。

意見や考え方を聞いてみたいなって思ってました。

いつもメッセージをくれる画面から送れば話しが早いのだけど、それだと行き違いというか、ちゃんと意味が分かって伝えられるかも自信が無かったし。。。

待ち合わせて同じ車に乗り合わせて、しばらく一緒に話しをしてました。
そのおかげで、わたしは聞いてみたかったことがすっきりしたし、興味が出たことと、逆に落ち着いたこととが分かった感じでした。

わたしが気が済むところまで話しができたので、少し沈黙というか頷き合うような時間が過ぎました。

それからTTさんが
「これからどうする?」
と言ってくれて。

わたしは、お昼ご飯かな?と思って、
「どこか行きますか」
と答えて。

同じ車に乗ったまま、見慣れた道路を走って。

ファミレス?と思ったら通り過ぎて、中華?洋食?
「どこか決めてるのかな?」と思って、特に聞きもしないまま、乗せられて行ったところは、前にも来たことのあるホテルでした。

建物が見えてきたときに、なんとなく記憶を振り返っていたら、そのまま入口の方へ車が進み、自然と中へ入っていって。
自然と駐車場に車が停まって。

TTさんが「着いた」っていう言葉が、また自然な感じで。

ここにくるって決めてたわけじゃないのに、当たり前のような雰囲気。

わたしも「ここ?」って思いながら、車を降りて、あとに続いて。

部屋に入ったら、促されるように羽織っていた上着を脱いで。

TTさんがわたしを抱くようにして体に触れました。

コメント

  1. ポナペティ より:

    最初に気が済むまで話せたようで、よかったですね! この続きのドキドキの展開も気になります。ドキドキしながら書いてもらうと、読む方もドキドキするから不思議です(*^)