そういう部分に、手を伸ばして、指先を触れて

いままで、いろいろなひとがいて。

きっかけや、そうなっていく経緯は、なにかの縁なのか、とても不思議なもので。

本当は内緒にしていたり、大事にしていたり。

わたしのそういう部分に、手を伸ばして、指先を触れては、いなくなっていきました。

距離をおいていくのは、わたしが望んだことだったり、そういう意識もないうちのことだったり。

でも。たしかに。
そこに触れたのは、わたしが心を開いていたのか、そうしたいと思っていたのか。

思い返しても、ちゃんと思い出せないくらい。
はっきりとした理由もありません。

わたしの思い出のようになって、
そういうこともあったし、
そんなこともあったし。

ただそうやって過ぎたことだって思うくらい。

ボタンを外した服を開いて。

下着を履いたままの足を開いて。

わたしに体を乗せて、強く重なって。
溶け込むみたい。

自分の体の一部を、わたしの中へ重ねることで、ふたりの人だったのが、ひとりに戻るような。

何度も何度も出入りを繰り返して。
奥へ奥へと入ろうとして。

わたしから滲み出るのも。

入れられたものの先から、強く飛び出すのも。

お互いに何かを絡めているみたいにも感じます。

わたしの前に現れて、それは縁があったということだと思うけれど。
みんないなくなっていって。

あのときの感触は思い出になっていて。

コメント

  1. 通りすがり より:

    僕も触れたいと思っています。
    奥深くまで・・・ぜひよろしく。

  2. アーモンド より:

    ゆうさんのそっち関係の思い出
    といえば
    結婚前の話ってあんまり出て無いですよね
    興味あるなぁ
    もし機会が有れば
    初めての時とか
    結婚前の旦那さんの話とか
    その他の思い出とか
    書いて貰える事が有ればお願いします
    m( )m

  3. ゆう より:

    m(_ _)m

  4. ゆう より:

    (-ω-)