刺激的なもの

決して存在感が大きなものではないのだけれど。

むしろ、どちらかというと、存在を見失っているほうなのだけど、、、

それでも、その存在感を、手のひらいっぱいに確かめるようなこともあったりして。
そこまでしなくても、、、と思うし、そんなに?っていう疑問が湧くこともあるけれど。

興味を持たれるっていうのは、なんにしてもありがたいことかなと思うこともあります。

誰もなにも思ってくれないのじゃ、わたしは寂しく思うので。

誰でもいいとも思わないし、どうでも良いとも思っていないのだけれど。
でも、すくなくても喜ばれたり求められたり。
それは、嬉しかったりもしています。

どんなに存在感の薄いものしか付いてなくても。

脱ぎ捨てて、床に散らかしたまま。
そんな状態でも、ひとによっては、とても刺激的なものになるみたいで。

外から帰ってきて、うっすら汗をかいたので、カンタンにシャワーでも浴びようかと思っていました。

掛けたままの洗濯物を外しながら、着ている物も脱ぎながら、シャワーをする準備を整えて。
手には乾いた洗濯物と、乾いたタオルと。

床には、脱ぎ散らかしたものが落ちて。
それを蹴飛ばしながら、脱衣室へ向かっていって。

タオルはカンタンに丸めて棚に入れて。
服は収納ラックの前にどさっと落として。

軽くでも汗を流すと気持ちが良かったです。

そのあと、知り合いの西さんから電話があったのだけれど。
特になんの用事だったかも分からないような。
なんとなくの電話?みたいな。。。

年末に掃除の手伝いに行ったけれど。

それきり、会うような機会も無くて。
でも、最近の西さんは、スマホでLineや通話を覚えたみたいで、少し頻繁に何か連絡が届きます。

それを適度に無視をしているのだけれど、かかってきた通話は取らないわけにいかなくて。

たまたま、ビデオ通話のボタンを押していたみたいで。
シャワー上がりで、濡れた髪のまま出て。

「何をしてたの?」
みたいな話しをしながら、西さんの目には蹴飛ばして収納ラックの前に散らかした洗濯物と。
脱ぎ散らかしたままの服が目に入ったみたいでした。

目の前にあるものじゃなくても、さっき脱いだ下着が、そうやってそこにあるのは、十分に刺激的なものだったみたいです。

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