毎年のように、畑を貸してもらって、農作業みたいなことをして遊んでいたのだけれど。
今年は、貸してもらっていた畑はお返ししました。
今年に入ってからすぐ、どうしようかとも思って考えていて。
でも本格的に春が来る前になんとかしなければならないとも思っていて。
借りたままでも、何も言われないとは思うのだけれど。
でも、今までのように気持ち良く、土を触って遊ぶこともできないだろうと思っていて。
気持ちは固まらなかったけれど。
だからといって、中途半端に貸してもらっているのも良くないので、お返しする連絡をしていました。
そのときに、
今までわたしが自分でやって、上手くいかないことばかりだったのを話したり、草だらけにしていたのを見られていて、いいわけをしたり。
でも、それはそれで楽しんでいるのだからと言ってもらったり。
今年はワケがあって、今までのようにはできないから。と伝えると、畑にいるときなら、土を触りに来て良いからと言ってもらいました。
それから、畑の近くを通ることも無かったのだけど。
週末に、ふだんの気晴らしに、あちこちをウロウロとして、畑の近くも通りました。
わたしが、手をつけていたころとは見間違うほどに、キレイになっていて。
もちろん草も生えていないし、ジャガイモは大きく育っているし、トマトも立派になっているし。
こんなにも違うのか?って思うくらいに。
同じ土地だっていうのが信じられないくらいでした。
車で来ていたから、道の脇に停めて、少しの間、良い感じに変わった様子を眺めていたのだけど。
しばらくしたら、貸してくれていた持ち主の方がやってきました。
たくさん生えている小松菜を抜くんだと言って。
特に何かを話すこともなかったのだけど。
「少しやっていくかい?」みたいなことを言ってもらって、スニーカーのまま畑に入って。
教えてもらいながら、葉っぱを抜きました。
間引いたものでも、味に変わりはないし、簡単に育つから、いくらでも抜いていって良いと言われて。
だからって、全部を無くすわけにもいかないし、適当に抜くのもダメだと思うから。
様子を伺いながら、できるだけ言われたとおりに。
その間、生えだしてまだ小さな草の芽を抜いたり、わたしが抜くのを見張って口を出してもらったり。
短時間だったけれど。
分からないなりにやっているのとは違って、迷うことも少なくて。
楽しめました。
貸してもらっているときでも、こんな風に教えてもらっていたら、ちょっと楽しみ方も変わったのかなと思いました。
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