まえに思いついた嗾け

そういえば、、、

まえに思いついた嗾け。


わたしのブログを辞めようとしていることも、彼には分かりきっていることだし。
内容も知られていると思っているのだけれど。

話してみたら、意外とそうでもなかったことが分かりました。

そんなに興味も無い・・・
っていうのが正直なところみたいで。

わたし自身も、
「それはそうだ」
って思うところもあります。

知り合いだからこそ、知りたくないことだってあるだろうし。
知ったところで気持ちが良くないことだってあると思いますし。

わたしが、企んでいたことも、意外とA君には知られていませんでした。

ブログを閉じるための準備はしてもらったけれど。

そこから先のことは、まったく目にもしていないというか、ブログ自体、そんなに見てもいないというか。
そんなに暇でもないというか。

わたしがブログを書いていたことも、思いもよらなかったみたいでした。

だから、企んだことも知られていなくて。

それとなく、「最近はブログを見たか」ということを聞いてみたのだけど、そのままの答えでした。
「見てない」っていう。

年末が近くてゆっくりとした時間も取れていなくて。

それなら。。。と思って、これまでブログとかの面倒を見てもらったことのお礼を何かしたいと話しました。

そもそもは、広告収入からご飯を奢るっていう約束だったけれど。
そんなこともできないまま、ダラダラと時間が過ぎて、そうしないことが普通になっていて。
奢るお金が無い訳じゃないのに、お礼ができていませんでした。

だから。。。というわけではないのだけど。
「ありがとう」
という言葉を、あえて。
わざと。
口にしました。

今まで、ごくごく普通に接してきたけれど。
ありがとうという言葉は、手を握って伝えました。

握手に手を添えて。

たったひとこと伝えただけで、あとは黙ったまま。
わたしの両手で、A君の右手を包むようにしたまま。

A君からは、素っ気ないような、気のないような、生返事というのか、そんな返事があっただけで、そこから会話にもならなくて。
わたしが手を握って、お互いに黙ったままの時間が何秒か。。。

なんだか、無言の時間も気まずくて。
いまさら手を離すこともできなくて。

というか。。
握手から両手で握った手を離す気も無くて。

握っていた手を持ち変えました。

A君のふだんと変わらない表情のような、きょとんとしたような顔をしているのを見て、握り替えた右手を、胸に押し当てました。
彼の右手を両手でしっかりと握ったまま。

手が胸に当たった瞬間、手を引こうとするのを、わたしが強く握ったまま。
強引に押し当てるほどの勇気はなくて、ただ手を離すことができなかったような感じでした。

A君が慌てて
「なにをするんですか!!」
っていうようなことを言いながら、わたしの手を振り解こうとして。
わたしはなんとか握ったままにしようとして。

お互いに力任せで、胸を触れさせようとした作戦は、うまくいきませんでした。

いくら気の優しいA君だとはいっても、やっぱり男性の力には適わなくて、手を振り解かれて、慌てたままで、なんだかゴチャゴチャと言われて。
わたしは「失敗したな」っていうのと、どうしてやってみようとしたのかっていうような後悔みたいな思いと。。。

そんなたいした理由も無いのに、いたずら気分と、付き合いの気軽さとで、余計なことをしてしまったなと思いました。
訳を聞きたがるA君が質問をしてくるのを、しどろもどろになりながら返答して。
つじつまはあっていないのだろうけれど。
ごまかしきれたのかは分からないけれど。。。。

なんとか黙ってもらうことができました。

わたしが、仲が壊れるようなことをしたので、きっと納得はしていないのだろうけれど。。。

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