うちの金のなる木

うちには金のなる木があります。
わたしが実家からもらってきたもので、何年も育てているのに、何度も枝を落としてしまうせいで、ぜんぜん葉が成長していきません。

よその家で金のなる木を見かけると、葉がビッシリと茂ってて、冬には真っ白な花がいっぱいで。

お金が貯まってる雰囲気。

実際にお金がなる木じゃないけれど、そんなふうに呼ばれていると、縁起物みたいに感じるし、逆に上手く育てられていないとお金が貯まらないのかなって思ってしまいます。

枝は柔らかいというか繊細で、ちょっと力が掛かっただけでも節のところから折れてしまうし。

ただ乾く前に土に埋めると、そこから根を張って新しい木に育つけど。
だからって安心してると、やっぱり葉がなくなって寂しい感じになるし。

うちの金のなる木は、年月だけはしっかり経っているので、幹は立派に育ってます。
でも枝が少ないです。

枝は長く張っているのに、途中で折れているから、なんだかクネクネしてる感じだし。

葉っぱの隙間も多くって。

お金っていうか、小銭がちょっとあります。っていうような。

わたしがもらってくる前はもっと葉っぱも枝もいっぱいあったと思います。

そんな記憶なのに。

どうやって葉や枝を多くしたら良いのかも分からなくて、ホームセンターで売ってる緑色の差すヤツ。
冬になったらアレを差して、春に元気になれば良いなって。

そんなのが毎年のこと。

元気に葉をいっぱいに茂らせて欲しいなと思います。

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