日曜日だからのんびりしているとか、連休だからとか。
そういう曜日に関わらず、ダラダラとしているがわたしだと思います。
もちろん忙しいっていう日もあるし、そういうときに限ってイライラしてて、関わるひとに誰彼構わず不機嫌をぶつけてしまうのだけど。。
なかなか旦那さんと時間の合わない平日と週末。
それをつまらないと思ったり、退屈と思うことも懐かしいくらい。
そんなふうに思うことも意識しなくなったと思います。
曜日は分かっていないと不都合なことが多いから、今日が何曜日かくらいは覚えているけれど。
今日は旦那さんがいるから、「日曜日だったんだ」とか。
いないから平日?とか。。
最近は一緒に出かけることも減ったし、お互いに休みだからって、特に関係もないのかなとも思います。
でも、たまには出かけようかと思って、
朝のうちに
「温泉でも行く?」
って聞いてみました。
テレビを眺めたまま、しばらく唸って。
返事がないのを黙って見つめて。
たぶん気が進まないのだろうなって思ったから、
「ひとりで行ってこようかな」
と伝えて、わたしだけで出かけました。
ひとりで出かけようと思ったけど、実際、ひとりで外に出ると退屈で。
準備もしたかったから、声を掛けて誘った時間も早くて、出かけるにしても時間が早くて。
どこかお店に入るにしても、まだ開店って感じじゃなかったし。
いちおう温泉へ行く手荷物だけ。
後ろの座席に置いて、コンビニの駐車場で友だちに声を掛けてみました。
日曜日の急な連絡に答えられるひとは限られてて、答えてくれても誘いに応じられるところまでは無理で。
やっぱりひとりで行こうか、引き返そうかって思いながら、連絡が取れて時間を作ってくれそうなのはTTさんでした。
TTさんとは2週間くらい前に会ってました。
毎日、連絡を交わすような感じでは無いけれど、なにか興味があることに触れたとき、ヒマを持て余したときに、なんとなく連絡をしてみようと思ったり、きていた連絡に答えてみようと思ったり。
ちょうど2・3日前に温泉のことで話題を振られていたところでした。
前に会ったときは、忙しい中で時間を作ってもらっていたこともあって、ゆっくりと話をしてって雰囲気でもなかったです。
ランチをしようって決めていたのに、どこに行って何を食べるのか決められないまま。
お互いに優柔不断な時間を過ごしてしまいました。
お昼ご飯をしながら、おしゃべりでもして。
忙しい時間なのだから。。。
そう思っていたのに、ご飯が決められないばかりに、陽射しが暑い中で車を停めたまま。
「ご飯どうしよう」
迷ったままのわたしに、
「こっちの方が気になる」
と言ったTTさんが、服を引っ張って、少し襟元が開けました。
引っ張った手を見ると、胸元がチラリと見えて、TTさんはランチよりも違う過ごし方をしたいのかって思いました。
わたしの服を引っ張る手を取って、TTさんの膝の上に置いて。
「お昼ご飯、気になりますよね」
って話しを戻して。
TTさんは「そうだね」って頷いてくれるけれど、膝に置いていた手はおとなしくしてなくて、わたしの髪や肩に触れてました。
わたしの髪を指に巻くみたいにクルクルしながら、肩に触れた指先が、首から耳元にスッと移動して、そのまま耳を摘まむようにして。
強弱を付けながら、耳に触れる指が心地良くて。
その手に頬を寄せるようにしてました。
するとTTさんは反対側の頬にそっとキスをしてくれました。
とても優しい感触で、パッと目を開けたら、TTさんの顔が間近にあって。
その近さに驚いて、少しのけぞったところを、笑われて。
笑顔のまま、唇にキスをされて。
わたしが話そうとする口を塞がれたようで、思わず息を飲んでしまうようでした。
2度3度、唇を離したり、くっつけたり。
それからわたしの唇を広げるようにして、TTさんの舌先が口の中に入ってきました。
口の中に入ってくる舌をそのまま受け入れて。
しばらくしたあと、TTさんはわたしの顔を離しました。
わたしもそれに従って、少し離れて。
TTさんはわたしの襟元をそっと引いて、わたしの胸元を覗き込みました。
服の上から胸に触れて、手のひらに握られた形になるのを覗いたまま。
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