20代の時のこと。
ネットでゲームをしたり、どこの誰かも分からないひとと話したり、メールをしたり。
今もいろんなことをして遊んでいるけれど、当時もそれなりに、ネットの中で遊んだり、楽しんでいました。
毎日開くと、ポイントが貯まるとか。
友だちみたいに繋がっているひとを訪問するとか。
そうすると、ランキングが変化するみたいなのとか。
いろいろあって。
ゲームそのものは得意じゃなくても、そのルールの中で楽しめることってたくさんあって。
協力者みたいな感じで仲良くなったり。
いろんなことを教えてもらったり。
そんな中で、5人くらいの仲間ができました。
いつもお互いに、ランキングや、ポイントが上がるようにしたり。
ゲームもしないで、ただダラダラとしゃべっていたり。
キッカケはネットで、ゲームだったけど。
そこから、ふだんの何気ないこととか、相談ごととか話すようになってきました。
半年くらい遊んでいたのかなと思います。
そんなに経っていないかもしれないけれど。。。
仲の良かったグループのなかで、ひとりが偶然、家が近いことが分かりました。
どこの誰かも分からないから仲良くなれたって感じがしていたけれど。
どのあたりにいるのかが分かってしまうと、変に気になったり、気にしてみたり。
わたしはそう思っていても、口にも出さず、態度にも出さないでいたけれど。
仲間のなかでも、何かがあると話題にされたり、変に意識させるような言い方をしたり。
前はそんなこともなかったのに、面倒くさいなって思うこともありました。
そんな流れからか、いつか、時間を作って挨拶くらいはしようっていうことになってて。
ある日の夕方、お茶か軽くご飯することになりました。
待ち合わせたファミレスへ行って。
デザートとドリンクバーと。
いまとあまり変わらない感じのものをお願いして。
相手のひともわたしに合わせてくれたけれど。
ネットのなかと違って、あまりしゃべってもくれなくて。
わたしも緊張はしていたけれど。
相手のひともきっと緊張はしていただろうけど。
気を遣ってくれているのか、いつも無口なのか、どういう人なのかもよく分からなくて。
でもわたしが知っているのは、饒舌で普通に話せる人だったはずで。
軽い挨拶っていう話しで始まっていたと思うけれど、わたしとしてはせっかくだし楽しめたら良いなとは思ってて。
どうしたのだろうな?とか思ったり。。。
お腹が空いた?
具合が悪い?
何か悪いこと言ったかな?
そんなことも考えていたと思います。
じゃあ、帰る?っていうのも違うみたいで。
お互いにどうする?って聞きあうような感じもありました。
わたしが聞いても頷きもしないし。
ご飯を食べるわけでもないし、話しが盛り上がるわけでもないし。
だからって帰らないし。。
「ホテルでも行きたいの?」って聞いたとき、
やっと頷きました。
本当!?って思ったけれど、言ったのはわたしだし。
頷いてもらったけれど、表情は和らいでいないし。
嘘とも冗談とも言いづらいまま。。
ノリとしか言いようのない感じ。
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ホテルへ行って、部屋に入って。
のどが渇いたので、お茶とか冷たいものが飲みたかったけれど。
たしかインスタントコーヒーしか置いてなくて。
それでも良いのだけど、できれば熱いものよりも冷たいのが欲しくて。
自販機があったから、それで冷たいものを買ってもらえるのかな?と期待していたのだけど。
その人は、冷蔵庫を開けたり、サービスのものばかりを探してて。
大人なんだし、自分で買えば良いのだけど、なんだかそれも癪な感じがしてて。
けっきょく、飲まないでいて、気持ちが上がらないまま。
キスばかりをせがまれて。
まだシャワーもする前から。
なんとか断って押しのけて。
お互いにシャワーをして。
なんだか。。。。
っていう感じのまま。
その何人かいた仲間も、それからちょっとずつ減って。
1ヶ月もしたころには、もうわたしも飽きてきてしまって。
なんだったのかな。。。という思い出です。
コメント
ゆうさんは、魅力的なんですよね