夜の待ち合わせの思い出

もう何年前のことなのかも、はっきりと数えられないくらい前。

20代そこそこで、夜遅くまで起きていても元気だし。
それが週に2回や3回あっても平気だったと思えるくらいでした。

不思議なのは、20代からひとつずつ年を重ねて、いつの間にか無理をしなくなって。
無理をしなくなったら、しないなりの体調とか、体の限界が近くなってくる感じ。

眠らなくても平気だったと思いながら、ちゃんと眠るようにする日が続いたら、眠らないといられないし。
その逆もあったりして。。

でも、確実にいえるのは、若いときは寝なくてもいられるし、元気でもいられるってこと。

わたしは、どっちかっていうと、睡眠時間はしっかりとりたい方なのですが、それでも眠らなくても元気でいられたころもあって。
夜遅くに、当時の彼氏と待ち合わせをして、仕事の残業を待っているなんてこともありました。

週末、ひとあし先に仕事が終わって。
ご飯もお風呂も済ませて。
約束の時間を待つのだけれど。

最初から遅くなることが分かってて、待ち合わせの時間も始めから遅くて。
そんなこともありました。

いつも遅いわけじゃないけれど、遅くなるっていう時季はあって。
わたしもそれを理解して待ち合わせていました。

だいたい、そういう時間は、ネットカフェでマンガを見ていることが多くて。
何かひとつのマンガを1巻からずっと見ていくなんてことをしてました。

自分の準備が終わるのが9時前だとしたら、出かけて行ったのが10時前で。
待ち合わせは11時半とか。。。

そういう感じでした。

夜の待ち合わせは、お互いに眠気がやってきていたり、1日の疲れを持っていたりして、せっかく一緒に過ごせるようになっても、嬉しさや楽しさという印象はあまり無かったと思います。

ただ安心感があって。
やっと待ち合わせできたっていう。

お腹が空いているわけじゃないのだけれど、なんとなくサイゼリヤへ行ってみたり。
コンビニへ寄ってみたり。

そこから、マンガを見たり、ゲームをしたりっていう気にもならなくて。

待ち合わせて、そう時間も経っていないのに、ホテルへ行って朝を迎えたり。
眠かったり、だるかったりしているのに、ホテルへ行けば寝るのも惜しんで。

若いからってひとことで済ましてしまいそうだけれど。
元気だったのだなと思います。

今も、そういう過ごし方ってできるのかもしれないけれど。
そのあとの一週間を元気に過ごせる自信がありません。

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